[ 2019.09.18 ]
アルファ塾を開催しました-
アルファ俊聖では、介護経験の浅い方でも介護の知識や技術を、
第2回開催分から第4回までをまとめて紹介したいと思います。
楽しみながら学べる 「アルファ塾」を今年度から開催しています。
第2回は「食事介助について」です。
食事の介助方法の基本手技を行い、実技中です。しっかりと声掛けを行いながら介助しています。
粘度の異なるトロミのお茶を準備し「食べる」だけでなく「飲み込む」ことも体験しています。
誤嚥に繋がる事の無いよう細心の注意が必要です。そのポイントについても説明していただきました。
利用者の方が食べられている、ミキサー食・キザミ食を試食しています。
これはとても貴重な体験です。
第3回は「入浴介助の方法について」です。
入浴介助にて、利用者の方の洗身を行う際に注意しなければならない基本技術の指導をしています。
実際に機会浴のリフトに乗ってみて利用者の方の気持ちを体験しています。
リフトに乗っているスタッフは不安な表情で少し悲鳴があがる場面もありました。
第4回は「起立動作と移乗介助について」です。
起立練習の注意点や、起立動作の際に重要になってくるポイントを実際に体験しました。
起立のしくみ、人はどのようにして立つのか体験を通して学ぶ事が出来ました。
実際に足に装具をつけて、椅子から立ち上がる動作を体験しています。
思った以上に立ちあがりにくいです。
利用者様の気持ちになって介助・誘導することの大切さを学ぶことが出来ました。
移動補助具の種類や、正しい使い方も学ぶ事が出来ました。「右足を怪我している場合に左右どちらから足を出しますか?」など、実際の場面を想定した使用方法を移動補助具ごとに丁寧に説明しています。
移乗動作では、出来るだけ利用者様の能力を活かし、利用者様・介助者双方に負担がかからないようにする方法を説明されています。女性の方は自分より体格の大きい利用者様を移乗する時に、ポイントを抑えておけば負担の軽減に繋がります。
最後に
介護の現場で働くには、利用者の方の気持ちになってケアしていくことがとても大事になります。アルファ塾では基本的な介護方法の講義だけでなく、利用者の方が感じている気持ちがわかるよう、これからも体験の講義も一緒に行う予定です。
次回のアルファ塾も楽しみです。
アルファ俊聖
研修委員会
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